高卒非正社員が工場勤務を辞めてプログラミングスクールに通ってみた。

2021年5月20日

新しい職場で働き始める1週間前の事である。

 

ご存じの通り新型コロナウィルスが蔓延し

2021年の1月非正規雇用(所謂派遣)で働いていた元々の雇用先から

事実上の解雇を言い渡された。

 

12月末に出た緊急事態宣言の影響である。

それまでの私は旅館で客室清掃員件フロントマンとして働かせてもらっていた。

それまでもコロナウィルスの影響を受け売り上げが低迷していたのだが

Go To Travelの影響で旅行客も増え売り上げが向上し雇用を増やした矢先の事だった。

 

ここで初めて非正規雇用者の現実を受け止めた。

勤務表は1か月全て休み、もちろん時給で働く者には給料がでない。

派遣元からも直接の支援はなく国のコロナウィルス特別補助金を申請してくれと

言われるのみ。

 

実家から離れて働いていた私にとってそれまで以上に減額された家賃並びに生活費

では生活が厳しくやむおえなくなり自ら退職を志願した。

 

現実は無情なものである。

少し引き留めてくれるのかなという淡い期待もすぐに砕け散った。

仲良く話してくださった女将さんも売り上げが低迷し追い込まれていたみたいで

「はいわかりました。」

の一言で退職が受理されてしまったのである。

 

ここで正規雇用の職に就かなくては...と今更ながら改めて認識した。

 

そして新しく正規雇用に絞り某転職サイトの求人を見ていたところ。

以前から求人数が減っていない職種がある事に気が付いた。

システムエンジニア  インフラエンジニア  プログラマーなどの

情報処理関係である。

 

機械、以前より興味があった。

ゲームが幼い頃から大好きなので面白いゲームをプレイする度に

「どうやって作っているんだろう?」

と思ったり。

最近では面白いゲームを求めてパソコンでプレイするようになり

それに準じてパソコンのスペックを上げるために自作で作ってみたりと

機会に対してのマイナスな気持ちはなくむしろポジティブに受け止めていた。

 

しかし以前覗いた時はこの職種は経験者のみの募集ばかりで未経験者にとっては狭き門

 

未経験で就職するには大学でその分野を専攻して新卒入社するしかないとWebで検索した所書いている記事がたくさん見つかり

当時見ていた時は23歳だったのだがその時は大学に入りなおそうという決意よりも

金銭的に余裕がなく更には大学に進学した同級生も殆どが卒業し就職してしまっていたので今更入っても...という今思えば特に大した事でもない理由であきらめてしまっていたのである。

 

だが今回は違うかった。

何と未経験者募集の求人もチラホラと散見できるぐらいには増えているではないか

 

諦めたといっていたが未練タラタラで独学をしていた自分にとってはまさに僥倖

早速応募してみた...が結果は書類選考で全て落ちてしまった。

 

ここで「ああ、未経験者歓迎とはいえCADオペレーターだったりExcel,Ward経験者だったり何か暗黙の了解みたいな物があるのかな... それすらも分からない全くの素人の自分ではこの職種に就くのはやはり無理なのか...」と思ったその時。

 

そう、流れてきたのである。

Google広告にて"3か月でエンジニアになれる。プログラミングスクール"

という謳い文句が....

 

続く。